株式会社キーエンス APSULT事業部
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1 長距離にデータを伝送するには
2 スパッタ・切り粉からケーブルを守るには
3 振動を防ぐには?
4 ケーブルを油や溶剤から守るには
5 複数のRS232C信号を1台のPCに入力するには
6 表面の傷や凹凸の影響でデータがばらつく時には?
7 データを簡単に印刷するには?
8 外乱光を防ぐには?
9 形状の良否判定を行うには?
10 光電スイッチでできない枚数カウントを行うには?
11 透明なものを高精度に測るには?
12 特殊な環境中で測定を行うには?
13 マスタあわせを簡単に行うには?
14 測定範囲を拡大するには?
16 測定値を安定させるには?
17 細かい変化を無視して測定するには?
18 取り付け時の傾きを補正するには?
19 段差や突起を検出するには?
20 表示器だけでカウントを行うには?
※15は都合により割愛しております
技術者の 袋
知恵
其の十:光電スイッチで出来ない枚数カウントを行う
には?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
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L
キーエンス株式会社
レーザ変位計
表示器
ハイパスフィルターとは?
枚数カウントを行う場合、ワークの位置にふれがある
と光電スイッチではうまくいきません。
このような際にはレーザ変位計と以下の機器を使用し
て枚数カウントが可能です。
ハイパスフィルターを使用するとカ
ウントを安定して行えます。
ハイパスフィルターを使用出来る機
器については弊社営業にお問い合わ
せ下さい。
ハイパスフィルターは急激な変化のみに応答し、緩
やかな変化を無視します。
下の回路が最も簡単なハイパスフィルターです。
この回路の場合、どれぐらい急激な変化に応答出来
るかはコンデンサと抵抗で決まります。
GNDGND
抵抗 出力
OUT
入力
+
コンデンサ
技術者の 袋
知恵
其の十四 : 測定範囲を拡大するには?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
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レーザ変位計
表示器
取付けは長辺と並行にしてください。底辺と並行ではセ
ンサヘッドを治具に近づけることが出来ないため、測定
範囲が狭くなってしまいます。
測定器を使用する際に測定範囲が少し足りない、という
ことがあります。
測定範囲を拡大するには以下の方法があります。
左図のようにテーパの付いた時具を使用するこ
とで、簡単に測定範囲を拡大できます。
治具の大きさは測定したい範囲を元に決定しま
す。詳細は弊社営業にお問い合わせください。
精度を上げるためには?
(例)立形ダイカストマシンのストローク量測定
可動ダイス
固定ダイス
変位センサ テーパ治具
タイバー
距離変化
ストローク
技術者の
知恵
其の十七 :細かい変化を無視して測定するには?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
袋
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株式会社 キーエンス
たとえばワークの「振れ」など、全体的な傾向を
見たいときに、表面に傷があるとうまく測定が出
来ません。
急な凹凸を無視したいときには急激な変化をキャ
ンセルする「ローパスフィルタ」が有効です。
ローパスフィルターを使用することで、なだらか
な変化のみを見て安定した計測を行うことが可能
になります。
ローパスフィルタは専用
の「一時遅れ変換器」と
いう機器で使用できます
が、高機能な表示器では
単体でローパスフィルタ
を使用することが出来ま
す
どういった機器で
可能なの?
?
傷があると振れ測定が出来ない!
!
ローパスフィルタを使用可能な機器の一例
グラフィックアナロ
グコントローラ
RJシリーズ
アナログ
コントローラ
RDシリーズ
例)ブレーキディスクの振れ測定
技術者の 袋
知恵
其の十八 : 取り付け時の傾きを補正するには?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
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株式会社 キーエンス
アナログコントローラ
RDシリーズ
表示器
センサを傾けて取り付けると正しい測定が出来ません。
しかし取り付け上傾けるしかない場合には以下のような機
器を使用します。
ヘッドの傾き(スパン)を補正する機器を使用す
ることで傾いた設置状態でも正しい測定値を出力
することができます。
傾き補正は表示器の他、センサ単体で行える物も
あります。
傾き補正機能を使用出来る機器の詳細については
弊社営業にお問い合わせ下さい。
もっと詳しく
傾きだけではなく、測定機器そのものの
精度を上げたい、というときには「直線
性補正(リニアライズ)」を行います。
これは実際に何点もの測定を行い、各々
の点で測定誤差を補正する機能です。
実際の値
測定
結果
理論値
傾いた
測定値
補正
技術者の 袋
知恵
其の十九 : 段差や突起を検出するには?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
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株式会社 キーエンス
レーザ変位計
表示器
実用事例 実際の事例としては板材を巻いてい
く際に、板が切れた段差を測定する
といったような用途があります。
巻き終わりの厚さにばらつきがある
際には、ハイパスフィルターを使用
しなければ検出できません。
突起
突起
ハイパスフィルターを使用して、突起
など変化のあるところだけを大きく変
化させて取り出すことが出来ます。
ハイパスフィルターを使用できる機器
については弊社営業にお問い合わせ下
さい。
ワークの突起や段差を検出したい場合に、ワーク全体
の形状やうねりより突起や段差が小さいと
「測定値がこれ以上であれば段差がある」というしき
い値が引けず、検出が出来ません。
このような際には以下のような機器を使用します。
技術者の 袋
知恵
其の一 : 長距離にデータを伝送するには
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
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キーエンス株式会社
レーザ変位計
測定器のデータを表示するためにアナログ信号を
表示器に取り込みますが、アナログ電圧信号の場
合、一般的に10m以上延長すると電圧降下が起
きて測定値が不安定になります。
しかし装置の設置上どうしてもこれ以上延長した
い、そんなときには以下のような解決方法があり
ます。
出力信号線
データを電圧ではなく電流で送ることで長
距離(一般的には100mまで)のデータ
転送が可能になります。
アナログ電圧を電流に変換するには専用の
変換器を使用します。
変換器が必要な際には弊社営業までお問い
合わせ下さい。
また、最新の機種ではアナログ電流を計測
器から出力することが可能な機種もありま
す。
不明な際には仕様をご確認下さい。
電流変換器
この他には?
このほかにもLANに接続してデータを転送す
る、RS−232Cなどでシリアル通信するなど
様々なデータ転送方法があります。
どういった形でデータを取り込みたいかによって
適切な機器を選択して下さい。
← MAX1200mまでデータ伝送可能
アナログ制御ユニット KLシリーズ
技術者の
知恵
其の二 :スパッタ・切り粉からケーブルを守るには
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
袋
レーザ変位計
センサを配線するケーブルの近くに工作機械があ
り、定常的にスパッタや切り粉が飛ぶ場合があり
ます。
このような場合、センサケーブルがスパッタや切
り粉で傷つけられると、断線しやすくなります。
ケーブルが断線する前に定期的に交換することも
可能ですが、ケーブルが切れないように防御する
方法としては以下のような方法があります。
スパッタ・切り粉
ケーブルに「スパイラルチューブ」を装着することで
ケーブルをスパッタや切り粉から守ることが出来ま
す。
スパイラルチューブが必要な際には弊社営業にお問い
合わせ下さい。
スパイラルチューブ
たとえばこんな時に
旋盤加工直後の外径測定
「加工しながら計測したい」
というときにも切り粉を気に
せず配線できます。
可動部で使用するとケーブルのシース部分とチューブがこ
すれるため、反対に切れやすくなってしまいます。このよ
うな場合にはケーブルにPVCチューブをかぶせてからス
パイラルチューブに取り付けてください。
注意!
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株式会社 キーエンス
技術者の 袋
知恵
其の三 : 振動を防ぐには?
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
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株式会社 キーエンス
装置が稼働していると振動が起こります。
この振動が測定器を取り付けているところで起こっ
ていると、測定部分が振動しますので結果として測
定結果が振動の乗った、ばらついたものになってし
まいます。
また、振動が大きい際には振動によりセンサが破損
するケースもあります。
装置自体の振動を止めることは非常に難しいのです
が、測定器の取り付け部分の振動を押さえるには、
以下のような方法があります。
微振動
振動源
レーザ変位計
防振ゴム
測定部分(測定器と測定対象物)をまとめて「防振ゴ
ム」で振動源から浮かせることにより、振動によるば
らつきを防ぐことが可能です。
防振ゴムが必要な際には弊社営業にお問い合わせ下さ
い。
シートの厚さを測りたいがシート自体がばたつい
ている、といったように測定対象物が微振動して
いる場合があります。
このような場合にはローラでシートを押さえる右
図のような方法や、ローラを介して測定を行い、
ローラの左右にテンションをかける、等のテク
ニックがあります。用途に応じて様々なテクニッ
クがあるので不明点があれば一度ご相談下さい。
こんな時に
は?
ワークを押さえる方法の
一例
技術者の 袋
知恵
其の四 : ケーブルを油や溶剤から守るには
一
二
三
技術者の「悩み」
技術者の「技」
技術者の「コツ」
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株式会社 キーエンス
レーザ変位計
センサケーブルや出力信号線の近くに工作機械や
溶剤タンクがあると液体がケーブルにかかること
があります。
油や溶剤がケーブルにかかるとケーブルが腐食し
たり、硬化したりして断線・短絡する恐れがあり
ます。
油や溶剤を防ぐには以下のような方法がありま
す。
油、溶剤
センサケーブルや出力信号線に『フッ素チュー
ブ』を装着します。
フッ素チューブは耐薬性に優れたチューブで、
油や溶剤で腐食・硬化することがありません。
フッ素チューブの資料が必要な際には弊社営業
にお問い合わせください。
レーザ変位計
フッ素チューブ
油、溶剤
この他には? コントローラ部の表面などを保護する場合に
はシート状の『フッ素粘着テープ』がありま
す。フッ素粘着テープは耐薬性に優れたシー
トです。
フッ素粘着テープの資料が必要な際には弊社
営業にお問い合わせください。
フッ素粘着テープ