RFIDの基礎知識
RFIDの基礎知識
ー入門ガイドー
株式会社キーエンス POP事業部
RFIDとバーコード、2次元コード
データ量 読み書き 汚れ コスト
バーコード △ 書き込み× △ ◎
0円∼
数文字∼
30文字程度
2次元コード ○ 書き込み× △ ◎
0円∼
数文字∼
数1000文字
RFID ○ ○ ○ △
数文字∼
数1000文字
RFIDの基礎知識 をご覧いただき、RFIDシステムの導入を
ご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。
アプリケーションや商品のご相談は、下記までお問い合わせください。
お問い合わせは
0120−267−911
全国共通フリーダイヤル
RFIDとRFタグとの関係
RFIDシステムは以下のような構成で使用されます。
RFタグ リーダ/ライタ ホスト
RFタグに対して電波(電磁波)を
リーダ/ライタからの電波(電磁界)で RFタグのデータを利用する、
送受信して、データを読み書きします。
データが読み書きされる媒体です。 上位機器です。
・固定型
・カード型 ・パソコン
・ゲート型
・コイン型 ・PLC
・ハンディターミナル
・円筒型 :
:
:
RFIDの動作原理
RFIDシステムが使用する無線周波数帯は数種類ありますが、RFタグとリーダ/ライタ間のデータ転送の
仕組みは、いずれの周波数でもほぼ同じです。データ伝送の仕組みを電磁誘導方式を例に説明します。
RFIDとは
RFIDとはRFタグ(データキャリア)と呼ばれる媒体を対象物に取り付け、
「無線通信」によって対象物を認証および管理するシステムの総称です。
JIS規格では以下のように定義されています。
RFID :Radio Frequency IDentification
誘導電磁界または電波によって、 非接触で半導体メモリのデータを読み出し、
書き込みのために近距離通信を行うものの総称
RFタグ:RF Tag
半導体メモリを内蔵して、誘導電磁界又は電波によって
書き込まれたデータを保持し、非接触で読出しできる情報媒体。
※RFタグはICタグ、電波タグ、RFIDタグ、無線タグなど様々な呼び方をされますが、
この資料ではJIS規格に定められている「RFタグ」に統一して表記します。
RFIDの交信方式と国際規格
RFIDシステムは使用する周波数帯により電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式などに分類されます。
各方式の特徴を以下の表に示します。
方 式 電磁結合 電磁誘導 マイクロ波 UHF
交信周波数 400∼550KHz 125∼ 13.56MHz 2.45GHz 860∼
135KHz 960MHz
交信距離 0∼150mm 0∼600mm 0∼ 0∼10m (1.5∼5m)
700mm
交信速度 ○ △ ◎ ◎ ◎
交信の指向性 △ × ○ ○ ○
交信時の反射/干渉等 ◎ △ ◎ × ×
の影響
耐電磁界ノイズ性 ○ △ ◎ ◎ ◎
耐水性・耐油性 ○ ○ ○ × ×
国内法規対応 ◎ ○ ◎ △ ×
(電波法・安全)
海外法規対応 ○ ○ ◎ ○ ○
(電波法・安全)
国際規格 × ISO18000-2 ISO18000- ISO18000-4 ISO18000-6
3
RFIDに関連する各種規制
RFIDシステムを使用するには、電波法や不要な電波の輻射などの規制に注意する必要があります。
注意すべき規制の種類と概要を以下にまとめて説明します。
規制の種類 規制概要 備考
使用する国々で認証が
電波法 意図的な電波放射
異なります。
EMC規制 EMI(電磁妨害)
(電磁両立性) EMS(電磁感受性)
※使用する機器により、上記以外に安全規格等該当する規制があります。
詳細は各機器の取扱説明書等をご確認ください。
RFIDシステム導入の流れ
RFIDシステムの一般的な導入の流れを説明します。
は ①解決したい問題・課題を明確にする。
じ め
に ②RFタグに読み書きするデータを決める。
シ ③使用するICタグを決定する。
ス メモリ容量、タグの形状、
テ 使用環境など
ム ④タグデータが読み出せなかったときの対策を検討する。
導 入
交信エラー、RFタグの
の ⑤システム構成機器を選定する。 破損など。
検 討
⑥各作業場所での動作を決定する。
システムを制御する
プログラムの作成。
⑦試運転。
運 用
⑧本稼動
RFIDシステム導入事例
弊社RFIDシステムRF−500シリーズを使用した導入事例をご紹介します。
加工・組立ラインの工程管理 通い箱での入庫/在庫管理
自動車部品などの加工・組立ラインにおいて、 ICタグを通い箱に取り付けておけば、品名コード
パレットにICタグを取り付け、品種判別や だけでなく、数量情報も管理可能になります。数量
工程管理を行います。切削油などがかかる環境 変更にもリアルタイムに対応でき、誤読や目視ミス
のない入庫/在庫管理を実現します。
でも確実かつ高速にデータを読み書きできます。