静電気防止床材
I 静電気管理を行う上で、管理領域の床帯電は、移動する人間や機器類に静電気
静電気の基礎
を発生させる大きな要因となります。床の静電気防止管理を大きく2つに分ける
と、まず、“作業者との接触においての帯電を抑制する”帯電防止の考え方と、
1 静電気の “発生した電荷を穏やかに拡散する”接地の考え方があります。
メカニズム
ここでは、主な床材料であるカーペットやフロアマット、タイルなどの帯電
防止について検証します。
2 実際の静電気
表(3-1-5)は、静電気防止床材料とその構造的な特徴や利点などを比較した表
発生の様子
です。
[表3-1-5]静電気防止床材料比較表
3 電気の性質
製 品 名 利 点 問 題 点 電気特性
カーペット 美観 快適さ
・ 電子産業製造用途では 低いものもあるが
4 電荷量と電界
通常は、 10 Ω程度
使用しない. 10
5 電気力線 フロアマ ト
ッ 取付け容易 局部的保護.
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 カールしやすい.
109∼1012 Ω
②静電気防止型 既存の床に使用可能 湿度依存性あ り.
コンタミの発生あり.
6 静電容量
静電気防止塗布床 既存の床に使用可能
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 コンタミ.耐久性.
109∼1012 Ω
7 導体と絶縁体 ②塗布型静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 ライフ.特性.
防止剤
109∼1012 Ω
③床用静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 バラツキ.湿度依存.
防止剤 保守/再処理
105 Ω程度
静電気防止張床 静電気防止特性が良い コスト
II 様々な静電気障害 耐久性 永続性が良い
・ 既存設備への取付け
一部ク ーンルームに
リ
使用できるものがある
1 人体に感じることの
出来る静電気
●カーペット
カーペットは、美観や快適さの利点からコンピュータルームなどで使用され
2 産業別静電気障害
ますが、IC製造などクリティカルな現場での静電気管理上の防止効果はあり
ません。
3 静電気破壊の
●フロアマット
メカニズム
局部的な静電気防止管理に向いています。主に静電気防止床材料を施してい
ない作業台周辺や検査室内の局部保護的に使用します。材料としては、導電
4 静電気力による
付着のメカニズム 性カーボンを配合したゴム、ビニール、ポリオレフィンの材料とニトリル系
のポリマーの2層構造になったものが主流です。
特徴としては、比較的施工が容易な反面、マットの汚れや材料の劣化、マッ
5 静電気放電による、
着火 爆発
・ トがめくれ上がりやすいなどの問題点もあります。
III 静電気対策の
●静電気防止塗布床
基礎知識
静電気防止塗布床には、導電性塗料と塗布型静電気防止剤と床用塗布型静電
気防止剤の3種類があります。
1 導体に対する 導電性塗料は、導電性カーボン繊維や金属繊維などを混入した導電性床材料
対策
で、非常に使用しやすく静電気防止特性も良いので広い工場全体の静電気防
止が可能です。ただし、ダスト発生や耐久性の問題点などからクリーンルー
2 絶縁体に対する
ムでの使用には不向きです。
対策
塗布型静電気防止剤に関しては、本来床に使用するものではなく、耐久性や
再処理期間(ライフ)に問題があります。コストが安いのが利点です。
3 除電器 オナイザー)
(イ
床用塗布型静電気防止剤は、床表面のワックスなどを除去した後に床表面を
の原理
洗浄し、静電気防止剤塗布という3液で処理するものが主流です。一度目につ
いては、処理コストが比較的安く特性も良いという利点もあるが、特性の維
静電気Q&A
持が湿度や外部要因による依存性のあるものがあったり、業者委託による再
処理にかかるコストが予想より高くつく可能性があります。
用語集
静電気ハンドブック
26
静電気防止床材
I 静電気管理を行う上で、管理領域の床帯電は、移動する人間や機器類に静電気
静電気の基礎
を発生させる大きな要因となります。床の静電気防止管理を大きく2つに分ける
と、まず、“作業者との接触においての帯電を抑制する”帯電防止の考え方と、
1 静電気の “発生した電荷を穏やかに拡散する”接地の考え方があります。
メカニズム
ここでは、主な床材料であるカーペットやフロアマット、タイルなどの帯電
防止について検証します。
2 実際の静電気
表(3-1-5)は、静電気防止床材料とその構造的な特徴や利点などを比較した表
発生の様子
です。
[表3-1-5]静電気防止床材料比較表
3 電気の性質
製 品 名 利 点 問 題 点 電気特性
カーペット 美観 快適さ
・ 電子産業製造用途では 低いものもあるが
4 電荷量と電界
通常は、 10 Ω程度
使用しない. 10
5 電気力線 フロアマ ト
ッ 取付け容易 局部的保護.
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 カールしやすい.
109∼1012 Ω
②静電気防止型 既存の床に使用可能 湿度依存性あ り.
コンタミの発生あり.
6 静電容量
静電気防止塗布床 既存の床に使用可能
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 コンタミ.耐久性.
109∼1012 Ω
7 導体と絶縁体 ②塗布型静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 ライフ.特性.
防止剤
109∼1012 Ω
③床用静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 バラツキ.湿度依存.
防止剤 保守/再処理
105 Ω程度
静電気防止張床 静電気防止特性が良い コスト
II 様々な静電気障害 耐久性 永続性が良い
・ 既存設備への取付け
一部ク ーンルームに
リ
使用できるものがある
1 人体に感じることの
出来る静電気
●カーペット
カーペットは、美観や快適さの利点からコンピュータルームなどで使用され
2 産業別静電気障害
ますが、IC製造などクリティカルな現場での静電気管理上の防止効果はあり
ません。
3 静電気破壊の
●フロアマット
メカニズム
局部的な静電気防止管理に向いています。主に静電気防止床材料を施してい
ない作業台周辺や検査室内の局部保護的に使用します。材料としては、導電
4 静電気力による
付着のメカニズム 性カーボンを配合したゴム、ビニール、ポリオレフィンの材料とニトリル系
のポリマーの2層構造になったものが主流です。
特徴としては、比較的施工が容易な反面、マットの汚れや材料の劣化、マッ
5 静電気放電による、
着火 爆発
・ トがめくれ上がりやすいなどの問題点もあります。
III 静電気対策の
●静電気防止塗布床
基礎知識
静電気防止塗布床には、導電性塗料と塗布型静電気防止剤と床用塗布型静電
気防止剤の3種類があります。
1 導体に対する 導電性塗料は、導電性カーボン繊維や金属繊維などを混入した導電性床材料
対策
で、非常に使用しやすく静電気防止特性も良いので広い工場全体の静電気防
止が可能です。ただし、ダスト発生や耐久性の問題点などからクリーンルー
2 絶縁体に対する
ムでの使用には不向きです。
対策
塗布型静電気防止剤に関しては、本来床に使用するものではなく、耐久性や
再処理期間(ライフ)に問題があります。コストが安いのが利点です。
3 除電器 オナイザー)
(イ
床用塗布型静電気防止剤は、床表面のワックスなどを除去した後に床表面を
の原理
洗浄し、静電気防止剤塗布という3液で処理するものが主流です。一度目につ
いては、処理コストが比較的安く特性も良いという利点もあるが、特性の維
静電気Q&A
持が湿度や外部要因による依存性のあるものがあったり、業者委託による再
処理にかかるコストが予想より高くつく可能性があります。
用語集
静電気ハンドブック
26
静電気防止床材
I 静電気管理を行う上で、管理領域の床帯電は、移動する人間や機器類に静電気
静電気の基礎
を発生させる大きな要因となります。床の静電気防止管理を大きく2つに分ける
と、まず、“作業者との接触においての帯電を抑制する”帯電防止の考え方と、
1 静電気の “発生した電荷を穏やかに拡散する”接地の考え方があります。
メカニズム
ここでは、主な床材料であるカーペットやフロアマット、タイルなどの帯電
防止について検証します。
2 実際の静電気
表(3-1-5)は、静電気防止床材料とその構造的な特徴や利点などを比較した表
発生の様子
です。
[表3-1-5]静電気防止床材料比較表
3 電気の性質
製 品 名 利 点 問 題 点 電気特性
カーペット 美観 快適さ
・ 電子産業製造用途では 低いものもあるが
4 電荷量と電界
通常は、 10 Ω程度
使用しない. 10
5 電気力線 フロアマ ト
ッ 取付け容易 局部的保護.
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 カールしやすい.
109∼1012 Ω
②静電気防止型 既存の床に使用可能 湿度依存性あ り.
コンタミの発生あり.
6 静電容量
静電気防止塗布床 既存の床に使用可能
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 コンタミ.耐久性.
109∼1012 Ω
7 導体と絶縁体 ②塗布型静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 ライフ.特性.
防止剤
109∼1012 Ω
③床用静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 バラツキ.湿度依存.
防止剤 保守/再処理
105 Ω程度
静電気防止張床 静電気防止特性が良い コスト
II 様々な静電気障害 耐久性 永続性が良い
・ 既存設備への取付け
一部ク ーンルームに
リ
使用できるものがある
1 人体に感じることの
出来る静電気
●カーペット
カーペットは、美観や快適さの利点からコンピュータルームなどで使用され
2 産業別静電気障害
ますが、IC製造などクリティカルな現場での静電気管理上の防止効果はあり
ません。
3 静電気破壊の
●フロアマット
メカニズム
局部的な静電気防止管理に向いています。主に静電気防止床材料を施してい
ない作業台周辺や検査室内の局部保護的に使用します。材料としては、導電
4 静電気力による
付着のメカニズム 性カーボンを配合したゴム、ビニール、ポリオレフィンの材料とニトリル系
のポリマーの2層構造になったものが主流です。
特徴としては、比較的施工が容易な反面、マットの汚れや材料の劣化、マッ
5 静電気放電による、
着火 爆発
・ トがめくれ上がりやすいなどの問題点もあります。
III 静電気対策の
●静電気防止塗布床
基礎知識
静電気防止塗布床には、導電性塗料と塗布型静電気防止剤と床用塗布型静電
気防止剤の3種類があります。
1 導体に対する 導電性塗料は、導電性カーボン繊維や金属繊維などを混入した導電性床材料
対策
で、非常に使用しやすく静電気防止特性も良いので広い工場全体の静電気防
止が可能です。ただし、ダスト発生や耐久性の問題点などからクリーンルー
2 絶縁体に対する
ムでの使用には不向きです。
対策
塗布型静電気防止剤に関しては、本来床に使用するものではなく、耐久性や
再処理期間(ライフ)に問題があります。コストが安いのが利点です。
3 除電器 オナイザー)
(イ
床用塗布型静電気防止剤は、床表面のワックスなどを除去した後に床表面を
の原理
洗浄し、静電気防止剤塗布という3液で処理するものが主流です。一度目につ
いては、処理コストが比較的安く特性も良いという利点もあるが、特性の維
静電気Q&A
持が湿度や外部要因による依存性のあるものがあったり、業者委託による再
処理にかかるコストが予想より高くつく可能性があります。
用語集
静電気ハンドブック
26
静電気防止床材
I 静電気管理を行う上で、管理領域の床帯電は、移動する人間や機器類に静電気
静電気の基礎
を発生させる大きな要因となります。床の静電気防止管理を大きく2つに分ける
と、まず、“作業者との接触においての帯電を抑制する”帯電防止の考え方と、
1 静電気の “発生した電荷を穏やかに拡散する”接地の考え方があります。
メカニズム
ここでは、主な床材料であるカーペットやフロアマット、タイルなどの帯電
防止について検証します。
2 実際の静電気
表(3-1-5)は、静電気防止床材料とその構造的な特徴や利点などを比較した表
発生の様子
です。
[表3-1-5]静電気防止床材料比較表
3 電気の性質
製 品 名 利 点 問 題 点 電気特性
カーペット 美観 快適さ
・ 電子産業製造用途では 低いものもあるが
4 電荷量と電界
通常は、 10 Ω程度
使用しない. 10
5 電気力線 フロアマ ト
ッ 取付け容易 局部的保護.
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 カールしやすい.
109∼1012 Ω
②静電気防止型 既存の床に使用可能 湿度依存性あ り.
コンタミの発生あり.
6 静電容量
静電気防止塗布床 既存の床に使用可能
107 Ω以下
①導電型 良好な静電気防止特性 コンタミ.耐久性.
109∼1012 Ω
7 導体と絶縁体 ②塗布型静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 ライフ.特性.
防止剤
109∼1012 Ω
③床用静電気 処理が簡単 コス
・ ト安 バラツキ.湿度依存.
防止剤 保守/再処理
105 Ω程度
静電気防止張床 静電気防止特性が良い コスト
II 様々な静電気障害 耐久性 永続性が良い
・ 既存設備への取付け
一部ク ーンルームに
リ
使用できるものがある
1 人体に感じることの
出来る静電気
●カーペット
カーペットは、美観や快適さの利点からコンピュータルームなどで使用され
2 産業別静電気障害
ますが、IC製造などクリティカルな現場での静電気管理上の防止効果はあり
ません。
3 静電気破壊の
●フロアマット
メカニズム
局部的な静電気防止管理に向いています。主に静電気防止床材料を施してい
ない作業台周辺や検査室内の局部保護的に使用します。材料としては、導電
4 静電気力による
付着のメカニズム 性カーボンを配合したゴム、ビニール、ポリオレフィンの材料とニトリル系
のポリマーの2層構造になったものが主流です。
特徴としては、比較的施工が容易な反面、マットの汚れや材料の劣化、マッ
5 静電気放電による、
着火 爆発
・ トがめくれ上がりやすいなどの問題点もあります。
III 静電気対策の
●静電気防止塗布床
基礎知識
静電気防止塗布床には、導電性塗料と塗布型静電気防止剤と床用塗布型静電
気防止剤の3種類があります。
1 導体に対する 導電性塗料は、導電性カーボン繊維や金属繊維などを混入した導電性床材料
対策
で、非常に使用しやすく静電気防止特性も良いので広い工場全体の静電気防
止が可能です。ただし、ダスト発生や耐久性の問題点などからクリーンルー
2 絶縁体に対する
ムでの使用には不向きです。
対策
塗布型静電気防止剤に関しては、本来床に使用するものではなく、耐久性や
再処理期間(ライフ)に問題があります。コストが安いのが利点です。
3 除電器 オナイザー)
(イ
床用塗布型静電気防止剤は、床表面のワックスなどを除去した後に床表面を
の原理
洗浄し、静電気防止剤塗布という3液で処理するものが主流です。一度目につ
いては、処理コストが比較的安く特性も良いという利点もあるが、特性の維
静電気Q&A
持が湿度や外部要因による依存性のあるものがあったり、業者委託による再
処理にかかるコストが予想より高くつく可能性があります。
用語集
静電気ハンドブック
26
I 静電気の基礎 05
1 静電気のメカニズム 05
接触帯電 05
2 実際の静電気発生の様子 06
摩擦帯電 06
剥離帯電 06
誘導帯電 07
分極 07
3 電気の性質 08
帯電列 08
電気の特性 08
4 電荷量と電界 09
クーロンの法則 09
電界 10
5 電気力線 10
ガウスの定理 11
6 静電容量 11
静電容量の計算 12
7 導体と絶縁体 13
オームの法則 13
II 様々な静電気障害 15
1 人体に感じることの出来る静電気 15
2 産業別静電気障害 15
3 静電気破壊のメ カニズム 16
半導体関係 16
静電気放電モデル 17
静電気破壊の原因となる帯電体 17
4 静電気力による付着のメカニズム 18
表面積/質量比が大きい物体に作用する静電気力 18
平面同士に作用する静電気力 18
導体と絶縁体間に作用する静電気力 19
除電によるホコリ対策例 20
5 静電気放電による、
・ 着火 爆発 21
電磁波障害 21
III 静電気対策の基礎知識 23
1 導体に対する対策 23
接地(アース) ス ラ プ
/リ ト ッ 23
静電気防止床材 26
静電気防止靴 27
静電気防止衣服 27
2 絶縁体に対する対策 27
導電化 27
湿度管理 28
3 除電器 オナイザー)
(イ の原理 29
自己放電式 29
電圧印加式 30
軟X線式 30
静電気Q&A 32
用語集 36
静電気ハンドブック
I 静電気の基礎 05
1 静電気のメカニズム 05
接触帯電 05
2 実際の静電気発生の様子 06
摩擦帯電 06
剥離帯電 06
誘導帯電 07
分極 07
3 電気の性質 08
帯電列 08
電気の特性 08
4 電荷量と電界 09
クーロンの法則 09
電界 10
5 電気力線 10
ガウスの定理 11
6 静電容量 11
静電容量の計算 12
7 導体と絶縁体 13
オームの法則 13
II 様々な静電気障害 15
1 人体に感じることの出来る静電気 15
2 産業別静電気障害 15
3 静電気破壊のメ カニズム 16
半導体関係 16
静電気放電モデル 17
静電気破壊の原因となる帯電体 17
4 静電気力による付着のメカニズム 18
表面積/質量比が大きい物体に作用する静電気力 18
平面同士に作用する静電気力 18
導体と絶縁体間に作用する静電気力 19
除電によるホコリ対策例 20
5 静電気放電による、
・ 着火 爆発 21
電磁波障害 21
III 静電気対策の基礎知識 23
1 導体に対する対策 23
接地(アース) ス ラ プ
/リ ト ッ 23
静電気防止床材 26
静電気防止靴 27
静電気防止衣服 27
2 絶縁体に対する対策 27
導電化 27
湿度管理 28
3 除電器 オナイザー)
(イ の原理 29
自己放電式 29
電圧印加式 30
軟X線式 30
静電気Q&A 32
用語集 36
静電気ハンドブック
I 静電気の基礎 05
1 静電気のメカニズム 05
接触帯電 05
2 実際の静電気発生の様子 06
摩擦帯電 06
剥離帯電 06
誘導帯電 07
分極 07
3 電気の性質 08
帯電列 08
電気の特性 08
4 電荷量と電界 09
クーロンの法則 09
電界 10
5 電気力線 10
ガウスの定理 11
6 静電容量 11
静電容量の計算 12
7 導体と絶縁体 13
オームの法則 13
II 様々な静電気障害 15
1 人体に感じることの出来る静電気 15
2 産業別静電気障害 15
3 静電気破壊のメ カニズム 16
半導体関係 16
静電気放電モデル 17
静電気破壊の原因となる帯電体 17
4 静電気力による付着のメカニズム 18
表面積/質量比が大きい物体に作用する静電気力 18
平面同士に作用する静電気力 18
導体と絶縁体間に作用する静電気力 19
除電によるホコリ対策例 20
5 静電気放電による、
・ 着火 爆発 21
電磁波障害 21
III 静電気対策の基礎知識 23
1 導体に対する対策 23
接地(アース) ス ラ プ
/リ ト ッ 23
静電気防止床材 26
静電気防止靴 27
静電気防止衣服 27
2 絶縁体に対する対策 27
導電化 27
湿度管理 28
3 除電器 オナイザー)
(イ の原理 29
自己放電式 29
電圧印加式 30
軟X線式 30
静電気Q&A 32
用語集 36
静電気ハンドブック
I 静電気の基礎 05
1 静電気のメカニズム 05
接触帯電 05
2 実際の静電気発生の様子 06
摩擦帯電 06
剥離帯電 06
誘導帯電 07
分極 07
3 電気の性質 08
帯電列 08
電気の特性 08
4 電荷量と電界 09
クーロンの法則 09
電界 10
5 電気力線 10
ガウスの定理 11
6 静電容量 11
静電容量の計算 12
7 導体と絶縁体 13
オームの法則 13
II 様々な静電気障害 15
1 人体に感じることの出来る静電気 15
2 産業別静電気障害 15
3 静電気破壊のメ カニズム 16
半導体関係 16
静電気放電モデル 17
静電気破壊の原因となる帯電体 17
4 静電気力による付着のメカニズム 18
表面積/質量比が大きい物体に作用する静電気力 18
平面同士に作用する静電気力 18
導体と絶縁体間に作用する静電気力 19
除電によるホコリ対策例 20
5 静電気放電による、
・ 着火 爆発 21
電磁波障害 21
III 静電気対策の基礎知識 23
1 導体に対する対策 23
接地(アース) ス ラ プ
/リ ト ッ 23
静電気防止床材 26
静電気防止靴 27
静電気防止衣服 27
2 絶縁体に対する対策 27
導電化 27
湿度管理 28
3 除電器 オナイザー)
(イ の原理 29
自己放電式 29
電圧印加式 30
軟X線式 30
静電気Q&A 32
用語集 36
静電気ハンドブック
●静電気防止張床材
I
静電気防止張床材には、タイルやシートなど導電性ビニール素材のタイルやシー 静電気の基礎
トタイプと、メタルファイバ繊維などを混入したカーペットタイプがあります。
タイルやシートタイプは、導電性材料がタイル全体に分布していることから
1
静電気の
電気防止特性はかなり良く、耐久性も良いので、静電気管理には最適です。
メカニズム
ただし、コストが非常に高くなります。
2
実際の静電気
静電気防止靴
発生の様子
靴の静電気防止対策としては、一般的な靴にヒールストラップやアンクルストラ
ップなどを取り付けて接地する方法や静電気帯電防止用安全靴など導電性特性を
3
電気の性質
付加したものがあります。その場合の導電性は、構造と材質に依存します。
床と同様に靴についても、静電気管理領域でチェックすべき重要なポイントです。
4
電荷量と電界
静電気帯電防止衣服
人体と衣服は、静電気的に分離あるいは絶縁されています。ですから、人体
に接地が施されていても衣服の帯電を拡散することはできません。 5
電気力線
衣服の静電気防止については、様々な管理衣料品がありますが、その特性は
衣服の中に着るインナーや作業者の汗など衣服の中の湿度や温度に多いに依
存します。 6
静電容量
静電気管理領域での、静電気防止されていない衣服を着用する場合は、その
発生静電気電圧の測定や、一般的な静電気防止された服の着用の場合は、摩
7
擦電気の発生量や減退特性、表面抵抗率などを測定し、その特性による対策 導体と絶縁体
が必要になります。
II
様々な静電気障害
III-2 絶縁体に対する対策
1
人体に感じ との
るこ
導電化
出来る静電気
絶縁体は電気を流すことができないので、絶縁体では接地による除電の効果
はありません。
2
産業別静電気障害
しかし、帯電する絶縁体材料を導電化することにより、その材料の一端を接
地することで電荷の除去が容易にできるようになります。このように絶縁体
を導電化する方法には、材料表面の導電化と材料に導電性の良い材料を含ま
3
静電気破壊の
せることで導電化する方法があります。 メカニズム
●表面導電化 4
静電気力による
表面導電化は、材料表面のみを導電化することで、もとの材料の特性を損な 付着のメカニズム
うことなく帯電防止できるので、一般的な方法です。主に、静電気防止剤を
使用します。 5
静電気放電による、
着火 爆発
・具体的には、除電が必要な高分子材料などの表面に電気誘導性の高い金属の
薄い膜で被うことで、金属層の導電性によって電荷の漏洩を早める方法や、
III
カーボンブラックや銀の粒子などの導電性材料を塗料に含ませた導電性塗 静電気対策の
基礎知識
料を塗布する方法、また、表面を親水化することで、表面吸着した水分によ
り電荷漏洩を早める方法などがあります。デメリットとしては、洗浄や表面
1
導体に対する
の劣化などにより防止効果が低くなることがあります。
対策
●体積的導電化
2
絶縁体に対する
体積的導電化は、高分子材料にカーボン繊維などの導電性材料を混入するこ
対策
とで、材料自体を導電化する方法です。
この方法は、高分子材料が確実に導電性になることから、接地により簡単に
3
除電器 オナイザー)
(イ
除電が可能になります。また、その効果は、表面を洗浄しても材料自体が導 の原理
電化しているので、表面導電化に比べて永続性が良いといえます。
ただし、導電性物質を混入した場合、もとの材料特性が損なわれることや、
静電気Q&A
導電性材料にカーボンブラックなどを用いた高分子材料は、黒色で不透明に
なるため用途が限られることになります。
主に、電子回路の基板や電子部品などクリティカルな製品を入れる保存袋な 用語集
どに多く用いられています。
静電気ハンドブック 27
●静電気防止張床材
I
静電気防止張床材には、タイルやシートなど導電性ビニール素材のタイルやシー 静電気の基礎
トタイプと、メタルファイバ繊維などを混入したカーペットタイプがあります。
タイルやシートタイプは、導電性材料がタイル全体に分布していることから
1
静電気の
電気防止特性はかなり良く、耐久性も良いので、静電気管理には最適です。
メカニズム
ただし、コストが非常に高くなります。
2
実際の静電気
静電気防止靴
発生の様子
靴の静電気防止対策としては、一般的な靴にヒールストラップやアンクルストラ
ップなどを取り付けて接地する方法や静電気帯電防止用安全靴など導電性特性を
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電気の性質
付加したものがあります。その場合の導電性は、構造と材質に依存します。
床と同様に靴についても、静電気管理領域でチェックすべき重要なポイントです。
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電荷量と電界
静電気帯電防止衣服
人体と衣服は、静電気的に分離あるいは絶縁されています。ですから、人体
に接地が施されていても衣服の帯電を拡散することはできません。 5
電気力線
衣服の静電気防止については、様々な管理衣料品がありますが、その特性は
衣服の中に着るインナーや作業者の汗など衣服の中の湿度や温度に多いに依
存します。 6
静電容量
静電気管理領域での、静電気防止されていない衣服を着用する場合は、その
発生静電気電圧の測定や、一般的な静電気防止された服の着用の場合は、摩
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擦電気の発生量や減退特性、表面抵抗率などを測定し、その特性による対策 導体と絶縁体
が必要になります。
II
様々な静電気障害
絶縁体に対する対策
III-2
1
人体に感じ との
るこ
導電化
出来る静電気
絶縁体は電気を流すことができないので、絶縁体では接地による除電の効果
はありません。
2
産業別静電気障害
しかし、帯電する絶縁体材料を導電化することにより、その材料の一端を接
地することで電荷の除去が容易にできるようになります。このように絶縁体
を導電化する方法には、材料表面の導電化と材料に導電性の良い材料を含ま
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静電気破壊の
せることで導電化する方法があります。 メカニズム
●表面導電化 4
静電気力による
表面導電化は、材料表面のみを導電化することで、もとの材料の特性を損な 付着のメカニズム
うことなく帯電防止できるので、一般的な方法です。主に、静電気防止剤を
使用します。 5
静電気放電による、
着火 爆発
・具体的には、除電が必要な高分子材料などの表面に電気誘導性の高い金属の
薄い膜で被うことで、金属層の導電性によって電荷の漏洩を早める方法や、
III
カーボンブラックや銀の粒子などの導電性材料を塗料に含ませた導電性塗 静電気対策の
基礎知識
料を塗布する方法、また、表面を親水化することで、表面吸着した水分によ
り電荷漏洩を早める方法などがあります。デメリットとしては、洗浄や表面
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導体に対する
の劣化などにより防止効果が低くなることがあります。
対策
●体積的導電化
2
絶縁体に対する
体積的導電化は、高分子材料にカーボン繊維などの導電性材料を混入するこ
対策
とで、材料自体を導電化する方法です。
この方法は、高分子材料が確実に導電性になることから、接地により簡単に
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除電器 オナイザー)
(イ
除電が可能になります。また、その効果は、表面を洗浄しても材料自体が導 の原理
電化しているので、表面導電化に比べて永続性が良いといえます。
ただし、導電性物質を混入した場合、もとの材料特性が損なわれることや、
静電気Q&A
導電性材料にカーボンブラックなどを用いた高分子材料は、黒色で不透明に
なるため用途が限られることになります。
主に、電子回路の基板や電子部品などクリティカルな製品を入れる保存袋な 用語集
どに多く用いられています。
静電気ハンドブック 27