第7章 圧力センサ選定ノウハウとトラブル対策
空圧の不思議
<単位について>
圧力単位には多くの種類がありますが、’99 年 10 月~は日本国内において Pa の使用が義務付け
。これにより、Pa 使用が一般的になりました。
られました(下記※計量法について参照)
圧力単位換算表
~単位換算例~
-760mmHg -101.3kPa
=
1kgf/cm2 98.067kPa
=
※ 計量法について
新計量法の施行(1999 年 10 月 1 日)に伴い、計量器について SI 単位(国際単位系)の導入が義務付けられま
した。SI 単位では『圧力』の他、 『長さ』『質量』『時間』『電流』『速さ』などが定義されています。
、 、 、 、
空圧とチカラのお話 PartⅡ
250 N
PartⅠからのつづき~
空気圧とそれから得られるチカラ(N)には、チカラの加わる面積が
密接に関係しています。
さてここに、5000N(約 500kgf)で潰れる空缶があります。空気圧は
~
500kPa(約 5kgf/cm2)、断面積 50cm2(φ8cm)のシリンダで空缶
空
を潰すことができるでしょうか?
缶
<計算式> ~
単位面積あたりの圧力(=Pa [kgf/cm2])と面積の掛け算が加わる力になります。
5000 N
5(kgf/cm2) × 50(cm2 シリンダ面積) = 250(kgf)
N に換算して、2500(N)になります。 潰すには 5000N 必要なので
<参考>
不可能 (2500N不足)
答え
=πr2
円の面積
以上の公式より (π=3.14)、面積 100cm2 の半径は
100 =3.14×r2
r =5.6
円の半径は 5.6cm
5001 N
ではどのくらいの断面積のシリンダでなら潰せるでしょうか?
<計算式>
500(kgf) < 5(kgf/cm2) × シリンダ面積
これを計算すると・・・
100(cm2 ) < シリンダ面積
答え 100cm2 (直径φ11.3)よりも大きいとき 空
缶
空気圧が一定でも、シリンダの面積が大きくなると、推力も増加します。
5000 N
限られた空気圧でも、圧が掛かる面積で大きな力になり、有効に利用することができます。
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